4つのパーツから成り立っています。

①自社分析

自社を取り巻く環境がこれからどうなっていくのかを様々な角度から分析します。
一番端的にわかるのは、過去の数値です。つまり財務指標です。

過去の数値は、実績を教えてくれると同時にこれから未来に向けた傾向を教えてくれます。
ただし、やみくもに数値を羅列するのではなく、自社にとって重要な数値を指数化し、
見える化することで、正しい経営判断につなげることが出来るようになります。

次に自社を取り巻く環境変化です。マクロ的には世界や日本の社会がどのように変動していくか、
トレンドはどうかを分析したうえで、自社の業界や事業領域、商品サービスの今後の傾向を
分析していきます。

②目標設定

過去分析とこれからの傾向を分析したうえで、わが社はどこを目指すのか、何を獲得するのかを
目標設定していきます。

そこで大切にしたものが、経営理念です。つまりわが社の存在意義であり、社会的使命が何かを
明確にします。これがぶれてしまうと、組織は烏合の衆となってしまいます。

組織には様々な人がいます。その人たちが同じ目標に向かって一致団結するためには、
目標が分かりやすく、明確であり、すべて社員さんに腹落ちするような魅力があるもので
なくてはなりません。これがSR-managementのS(シンプル)にあたるところです。

③戦略立案

目標が明確になったら、どう実現させるかの手段方法を明確にする必要があります。
しかし、この選択しは無限といっても過言ではないくらい数多く存在します。

その中から、最適なものを見つけ出し、選択しなければなりません。
間違えると大きな回り道をしたり、場合によっては致命傷になりかねない
大変重要なことです。

思い付きや、軽はずみでは決められないだけに
様々な基本になる原則を抑え、先人が編み出したツールを
活用しながら選択を行います。

もちろん、最後には経営陣による経営判断が求められます。

④実行管理

目標と戦略(手段方法)が決まっても、人が行動しなければ達成は出来ません。
しかし、実行すれば必ず問題が発生します。

そこで諦めてしまっては、そこまでです。
問題解決にも原則と呼ばれるやり方があります。
その正しいやり方を組織で共有し、習慣化させ
ちょっとやそっとでは、諦めない、くじけない
組織風土を作っていきます。

そこには自社に合った仕組みを作り上げます。
それは、到達するまで決してあきらめずに続ける仕組みのことです。

これが、SR-managementのR(リピート)にあたるところです